「ミーシャ/ホロコーストと白い狼」 公式サイト 字幕入り予告編付き
ムービーウォーカーによるとこんな映画です。
>第二次大戦中のホロコーストを少女の目線から描く映画
世界17カ国で翻訳されたミーシャ・デフォンスカの大ベストセラー「少女ミーシャの旅」待望の完全映画化!ひたすら前に歩き続ける少女の力強い意思と生命力が涙を誘う愛と勇気の感動作。
8歳の少女ミーシャは両親と共に、ユダヤ人であることを隠して屋根裏部屋に隠れ住んでいた。
しかし、彼女が学校に行っている間にユダヤ人の一斉検挙がはじまり両親が連行されてしまう。
ミーシャは、両親が東へ連れて行かれたという情報だけを頼りに、両親を探す旅に出るが、過酷な道中に疲れ果てしまう。
あきらめかけたミーシャを救ったのは森で出会った白い狼だった。
狼好きとしては見逃せない一本でしょう。
この「ミーシャ~」で描かれているのとほぼ同じ時代の映画として、今年だけでも「ディファイアンス」と「ワルキューレ」があります。ヨーロッパでは隠れ場所はいつも森なんだなあと映画を見ながら感じました。ヨーロッパではありませんし時代ももう少し後になりますが、実は「チェ」でもゲリラ達は森の中に活動拠点をおいていました。森というのは人を隠し、人を養うことのできる場所なのでしょうか。時代も背景も全然違う「アストレとセラドン」でも、森はそんな描き方をされていました。
日本の場合、森って大抵山の中にあるので、なんとなく趣きが違うんですよね。
ヨーロッパの森って、日本でいえば北海道の平野の原生林みたいな感じなのかな。
日本は海岸線が広かったから、採集生活で食料を得るのに森より海の方が楽だったんでしょうね。食べたあとの貝殻が貝塚になって残るぐらい、ふんだんに貝をとって食べていたわけですから。
まあそりゃ、ヨーロッパとは文化も違いますわね。