このブログでは2月に記事にした「チョコレート・ファイター」(関連記事はあれ とかこれ とかそれ とか)、昨日、日本での披露試写会が行われたということでバラエティ・ジャパンで記事になっていました(こちら )。
一部抜粋
『マッハ!』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督の最新作。タイでは昨年2月に公開され、入場料金が100~130バーツ(280~360円)にもかかわらず、『レッドクリフPartⅠ』の2倍以上となる興行収入202万ドルを記録する大ヒットとなった。
ピンゲーオ監督に見いだされたジージャーは、アクションの映像を見ただけで技を習得してしまう特殊技能をもつヒロイン。スタントなしでアクションをこなすためのトレーニングやムエタイ、武器の使い方の習得に2年をかけ、撮影も2年がかりとなり、映画デビューまでに4年を費やした“苦労人”だが、「大好きな日本で公開されるので、ドキドキしています。皆さんに気に入ってもらえますように」と合掌して喜びを表した。
阿部は、ジージャーの父親で、日本の大物ヤクザという役どころ。アクションが大の苦手だそうで、「日本だと1日で撮ってしまうシーンに2週間以上かけるなど、アクションに対するこだわりに目を見張った。その環境で4年も訓練を続けてきたジージャーはすごい。くじけそうになっても、いろいろな壁を乗り越えてきたんですから」とべた褒めだ。
東北新社配給で、5月23日(土)から東京・新宿ピカデリーほかで全国公開。
タイの映画は決してアクションだけが全てではありません。
映画を見れば現在のタイの人々がどんな事で苦しんでいるのか分かります。
しかしそんな中でも自分達が培ってきた文化に誇りを持ち、昔ながらの暮らしの優れた部分にも目を向けようという切実な思いを感じることもできるのです。
アクションアクションと簡単に言いますが、彼らにとってムエタイは神聖なものです。だからこそ習得するために2年もかけ、撮影するためにさらに2年もかけるのです。
その成果を日本でも見る事ができるのですから、こんな有り難いことはありません。
よろこんでその蹴りにひれ伏しに行きますよ、私は!