今日久しぶりに新宿まで映画を観に行きましたら、歌舞伎町の映画館がすっかり少なくなっていてうら寂しい思いにかられてしまいました。
見れば新宿ジョイシネマにも貼り紙というかポスターがあって、今月いっぱいで閉館するとのこと。確か去年「ホット・ファズ」見たのここだったよな、なんて思いながらしばしたたずんでおりました。
というのもそこのポスターには
「新宿ジョイシネマ さよならフェスティバル」
の告知があったから!
おお、「マトリックス」3部作と「ラスト・サムライ」があるわ、なんてチェックしてたのですよ。
帰ってきてからネットで調べたらちゃんと出てました♪(こちら )
映画を見ながら思い出にふけってしまいそうなラインナップです(洋画ですが)。
私が足を運ぶ回数が少なくなると、その(地域の)映画館は閉館します。
これは私が通っている映画館の興行収入を一手に握っているとかそんな話ではなく、私の行動の変化が他の観客達の行動とシンクロしていたというか、つまりは自分も時代の流れを形成する一部だったと言うことでしょうか。
それは映画館ではなくシネコンで映画を見るというスタイルが急速に日本に定着しつつあるという事のような気がします。
シネコン清潔で座席の座り心地もスクリーンの見勝手もよく、なにより新しい施設のせいか映画館とは微妙に客層が違うのです。映画館では女一人で映画を見ていると、男性客にからまれたり痴漢にあったりと何かと物騒なのですよね。その点シネコンだとわりと安心して映画鑑賞を楽しめますから。
昔ながらの映画館の雰囲気も好きなのですが、施設が古いとやっぱり鑑賞環境がすぐれているとは言い難いので、同じ作品を見るならシネコンでとなることも増えました。
でも歌舞伎町の映画館が少なくなると、なんとなく街もさびれるような気がしますね。
洋画の興行全体の推移とは一致しないでいて欲しいと切に思います。