バラエティ・ジャパン より
>大阪、兵庫で新型インフルエンザの感染者が増えている現状を受け、関西地区の各映画館はさまざまな対応をし始めている。主に従業員のマスク着用、トイレ、売店での消毒液完備、観客に対する注意喚起などだが、各館とも今後の推移を注意深く見守っているのが現状だ。
同時に目立ち始めたのが、インターネットや劇場窓口でのチケット予約販売の中止だ。東宝系の興行会社TOHOシネマズは、19日(火)から同社直営の関西地区のシネコン3サイト(梅田、なんば、伊丹)で、チケットの予約販売を中止した。ワーナーマイカル、SMT(松竹)、ティ・ジョイ(東映)など大手興行会社は、すでに大阪府や兵庫県にある全シネコンで、チケットの予約販売を中止している。TOHOシネマズも、17日から西宮でチケットの予約販売を中止していたが、この日から計4サイトに拡大させた。チケットの予約は数日先までの座席指定だが、映画館側としても行政が今後、いかなる指示をしてくるのか読めないこともあって、予約制の中止という措置をとらざるをえなかったのだろう。
大阪のあるシネコンの営業責任者は、18、19日の興行状況についてこう語っている。「小中高の休校という事態もあり、興行はいったいどうなるかと思っていたところ、18日は観客に中高生がけっこう目立ったので、少し驚きました。映画館側としては複雑な気持ちですが、注意をしたのも事実です。ところが19日には、学生が減少。学校側も、家庭に連絡して生徒の所在を確認しているようで、学生たちの行動も幾分控えめになったようです。学業の遅れを何とかしようと、学校側では宿題などを出していると聞いています。19日は、年配の方々もふだんの平日より少なかったですね。今後のことは予想がつきませんが、やはり自分たちの劇場から感染者を出すことだけは避けたい気持ちが強いです」
今の段階では、映画館が休業しているところはない。だが映画館は不特定多数の人が数多く集まる場所。関西地区でいくつかのイベントが中止に追い込まれている現状もあり、何とか休館といった事態にならないことを祈るしかない。
実は家の近所の奥様が話していたんですが、さらにそのご近所のお宅のお子様が神戸大学に通っていたのが休校になったということで一時帰省してるんだそうです(家は関東)。
それを聞いた瞬間、「リ・ジェネ」ファンのワタクシ、思いましたね。
「あ、こりゃもうダメだ。パンデミックは防げない」と。
何と申しましょうか、上の人が何を言っても、世間の人達に危機感がない限り
「やっちゃだめ」
程度の事なんざ平気で破られるものですわ。
実際、法律だって守られてないんだから当然かもしれないけど。
まあしかし、現在のところこの新型インフルエンザではさほど危険ではなさそうなので、軽い症状しか出ない今の内に全国に蔓延することで多くの人達に免疫を作っておく方がいいのかも。仮に冬になってウイルスが変化して危険性が高くなっても、まだその免疫を持っている人がたくさんいればパンデミックにはならないかもしれないし。
パンデミックになって映画館が閉鎖になったら映画ファンは困るもんね~。