「消されたヘッドライン」――ここにも名優が一人

ファーガス役のジェフ･ダニエルズ。


「スピード」でキアヌ・リーヴスと共に一躍有名になった人。
その後もぽつぽつと味のある役でいい映画に出てましたが、クリント・イーストウッドと共演していた「ブラッド・ワーク」の演技が最高だったと思います。

で、この方、大きいんですよ。
何がって、身長が。

１９１センチもあるの、こうみえて。

このスチールだとラッセル・クロウと並んで同じ大きさに見えますが、映画で見てるとラッセルより頭半分ぐらい大きく見えるんです。

それもそのはずラッセルの身長は１７８センチ。意外なほど、背、高くないんです。

だからこのスチール、映ってない足元ではラッセルがセッシュー（背を高く見せるための踏み台）を使っているか、さもなきゃジェフ･ダニエルズが少し遠くにおいて遠近法で同じ高さに見せてるんですよ。でなきゃ、そもそも向かい合ってなんかいないのを合成したのか。


この｢消されたヘッドラインではメインキャストの衣装に全然グリーンが使われていないので、絶対どこかでグリーンバック合成が使われてるはずなんですよね。でもそれがどのシーンなのか、映画見てても全然わからないの。

案外こういうシーンにさりげなく使ってるんだったりしてさ。