MovieWalker (以下抜粋)
>ジョシュ・ハートネット、木村拓哉、イ・ビョンホンの3大スター共演の『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』(6月6日公開)のワールドプレミアが六本木ミッドタウンで開催された。
本作は、マフィアと警察の激しい抗争を描くサスペンス。十字架が物語のキーワードということで、ミッドタウンの芝生広場に赤い絨毯が十字に敷かれた“クロスカーペット”のイベントが開催!
本作独自のクロスカーペットの感想を尋ねられたジョシュ・ハートネットは「他のどのカーペットよりもいい感触です」と笑顔で答えた。
キムタクとイ・ビョンホンは、映画『HERO』(07)以来の共演でファンには嬉しいかぎり。ビョンホンはキムタクの印象について「寡黙で内向的だと伺ってたけど、『HERO』の撮影で顔を合わせたときに、まるで昔からの親友のように接してくれて嬉しかった」と当時を振り返る。するとキムタクも「こういうことがないと、いっしょに作業をする機会をなかなかもてない方々なので、今回本当によかったです」と語った。
興味深かったのは、キムタクが語ったフィリピンでの危険なロケ体験の話。「軍の方に警備をしていただいた中で撮影をしてたんです。あるとき劇中で使う拳銃について美術のおじちゃんが『どのくらい音が出るか聞いておくか?』と言われて。パンパンパンって撃った瞬間、一斉に僕らに銃口が向けられました」と激白。ひえ~、怖い!
イベントの最後には、会場に集まったファンたちも参加してのフォトセッションが行われた。それはMCを務めた笠井信輔アナの「アイ・カム・ウィズ!」の掛け声の後、会場全員が「レイン!」と声を上げて、映画オリジナルの傘をいっせいに広げるというもの。色とりどりに咲いた傘の花がとってもきれいだった。会場にいたゲストもファンもひとつになれた、感じのいいワールドプレミアを経て、ついに公開を迎える。