水嶋ヒロがイケメンバンド結成!
漫画「BECK」映画化
Yahoo!News より
俳優・水嶋ヒロ(25)主演で人気漫画「BECK」が映画化されることが1日、分かった。天才ギタリストを中心にした5人組ロックバンド・BECKの成長を描く。
メンバー役に佐藤健(20)、桐谷健太(29)、中村蒼(18)、向井理(27)。バンドの演奏曲をオリジナルで30曲制作するなど音楽に徹底的にこだわり、5人も担当楽器を特訓して撮影に臨む。堤幸彦監督(53)のメガホンで来秋公開。
5人のイケメン俳優が最強バンドを結成する。漫画家ハロルド作石氏(40)の「BECK」は月刊少年マガジンで1999~2008年に連載。ロックバンド・BECKの個性あふれるメンバーや挫折と成功のストーリーが人気になり、単行本34巻の発行部数は1500万部。04~05年にテレビ東京系でアニメ放送されたが、実写化は初めて。
TBS系ドラマ「MR.BRAIN」では頼りない刑事を演じている水嶋だが、今作ではカリスマ・ギタリスト兼リーダーの南竜介役。帰国子女で英語が堪能という役どころは水嶋と重なる。フジ系「メイちゃんの執事」で水嶋と兄弟役を演じた佐藤はボーカル兼ギターのコユキこと田中幸雄。桐谷はラップの千葉恒美、中村はドラムの桜井裕志、向井はベースの平義行を演じる。
原作はコユキを軸に描かれるが、映画の主人公は竜介。製作側は「青春映画、バンド映画の決定版を目指しており、竜介のもとに天才メンバーが集い成長していくストーリーになる」と説明した。
漫画では音で聴けなかったBECKの演奏シーンが映画の見せ場のひとつ。劇中の演奏曲はバージョン違いも含めてオリジナルの30曲を制作中。製作側は「音楽は日本映画の中でも一番のレベルを目指す」とこだわる。
水嶋は先月28日からギターの練習をスタート。昨年11月公開の映画「GSワンダーランド」ではドラムを担当し「もともと音楽的な感覚は持っている」(製作側)。桐谷も来年公開予定の「ソラニン」でドラムを務めた。それぞれが約1か月、楽器を練習。クライマックスでは大規模なライブシーンが予定されている。撮影は7月上旬にスタートする。
◆映画「BECK」 竜介(水嶋)は平凡な高校生コユキ(佐藤)と偶然出会う。千葉(桐谷)、平(向井)とバンドを組んだ竜介はコユキと桜井(中村)も誘いBECKをスタート。コユキは天才的なボーカルの才能を開花させバンドもCDデビューするが、業界を牛耳るプロデューサーの陰謀に巻き込まれる。そんな中、バンド存続にかかわる条件と引き換えにロックフェスの出演依頼が来る。原作は第26回講談社漫画賞の少年部門を受賞。ライブシーンなどのエキストラ募集要項を6日発売の月刊少年マガジンに掲載。