MovieWalker  より


クリスチャン・ベールは、“この役だけはヤバいからやめておけ”と周囲にアドバイスされる役柄ほど演じたくなる癖があるのだそうで、『ターミネーター4』のジョン・コナー役もそういう仕事の一つだったという。


「『T4』は、“本気でこれだけはやるべきじゃない”と言われたんだよね。『アメリカン・サイコ』(00)の時もそうだったし、『マシニスト』(04)もそうだった。“君はいい役者過ぎて、『ターミネーター』シリーズにはもったいない”と言う人さえいた。でも、僕はそんなたいしたものじゃないよ。僕は優れたアクション映画が大好きだ。でっかいスクリーンに最もふさわしい、人々が単純にアドレナリンの分泌をエンジョイできる映画が」

と語っている


* * *


うんうんうん。

確か「リベリオン」の時も「サラマンダー」の時も言われてましたよね。

まず間違いなく「バットマン」でブルース・ウェインをオファーされた時にも「ターミネーター」と同じ事いわれだことでしょう。


でもどんなにいい役者だって、たとえばフィリップ・シーモア・ホフマンやフォレスト・ウィテカーにはアクション大作の主役は務まらないでしょうから(悪役なら全然問題ナシ)、クリスチャンの選択は正しいのです。


それに芸術作品にはもうダニエル・デイ・ルイスという途方もなく偉大な役者が君臨してますからね。クリスチャンは彼に似ていますから、同じ土俵で勝負したのでは、本人の実力とは無関係な部分でも分が悪いでしょう。


私は彼が「リベリオン」に出演してくれたことに心から感謝しているので(だって超かっこいいんだもん)、今の路線でがんばって欲しいと思います♪