ディザスター・ムービーの
何が違うかって、「ノウイング」に出てるのはニコラス・ケイジですが「2012」はジョン・キューザックが主演という点です。子どもも息子じゃなくって娘が二人みたいです。え、たいして変わらんじゃないかって?
――そうですね(いやいやいや)。
えっと、エメリッヒには特徴がありまして、彼が好きなのは地球上の環境そのものの変化なんです。端的にいうと、激しい気候の変動ですね。「インディペンデンス・デイ」にしたって彼が本当に描きたかったのは巨大な円盤によって日光を遮られた時の日照量の変化による地球上の環境変化だったんじゃないかとアタシは睨んでますから。
アレックス・プロヤスの方は、地球上の変化じゃなくって、地球の危機に直面する人類の姿を描く方が好きなんじゃないかな? この監督は作品数があまり多くないのでちょっとまだよくわからないですね。「クロウ」も「ダークシティ」も「アイ・ロボット」も、とにかく「夜」或いは「闇」を圧会ってましたから、今回もそうだと思いますけど。
「ノウイング」の方は7月10日公開。
期待して待ちましょう。