「トランスフォーマー・リベンジ」 公式サイト


初日に行ってしっかり認定書(こんなの )貰ってきました♪


この認定書、サイズはポストカードなのに裏はしろいまんまで郵便番号の枠とか書かれてないので、額に入れて飾るぐらいしか使い道なさそう……。よく見ると、ピラミッドの上に浮かんでるバンブルビーの顔の背景になってるのは上海の高層ビル群らしいのが分かるけど、だから何なのさという感じでもありますね。上海もパリも最近の映画の流行。「トランスフォーマー3」ではバチカンとロンドンが舞台になるぞ、きっと。


さて、肝心の映画ですが、「百聞は一見に如かず」ってよく言いますよね?


いえいえいえ、「トランスフォーマー・リベンジ」では「百聞と一見はどっこいどっこい」な価値がございます。


まあ、ほら、映像はアレなわけじゃないですか。

どれだけリアルに造型されていても、「所詮CGでしょ」と鼻であしらわれてしまいがちなアレ。

そのアレがありえない合体とかするわけですから、見てるだけだとホント失笑しかねないような映像の目白押しな作品なんですよ。


じゃあその映像にリアルさを与えているものは何か?


ここでワタクシ、通常ですと「役者の演技です」とかエラそうに書くんですが、「トランスフォーマー・リベンジ」に至るとそれすら書けない。役者の演技がどれだけ上手でも、トランスフォーマー達とのからみのシーンが少ないため、それを生かし切るだけの時間がないんですよね。


この「トランスフォーマー・リベンジ」では、トランスフォーマー同士の会話ってのが結構あって、それが往年のアニメファンにとってはとても楽しいものではあるにしろ、そこだけ見てるとやっぱりどこか現実離れして見えてしまいます。


そこにリアリズムを与えているのがなんです。


この映画で使われている効果音と音響は大変素晴らしく、臨場感だけじゃなくトランスフォーマー達がそこにいるというリアリティーまで与えてくれているのですよ。


具体的にいえば、彼らが身動きした時に響く金属音がいちいちリアルなんですね。まあ、トランスフォーマーが側にいたら実際このぐらいウルサイんだろうな、と納得させられてしまいます。映画ですのでそれが耳障りにならないよう、上手く調整されているんだと思いますが、それがまた絶妙なんです。


確認したわけじゃないですが、オートボット(人間の味方)とディセプティコン(オートボットの敵)では音も違えてるんじゃないかな? ディセプティコンの方が遠慮なくうるさかったような気がします。


重低音でリズムを刻む音楽に合わせて、トランスフォーマー達ががっちゃんこがっちゃんことひしめく金属音が重なって、そりゃあもう音を聞いてるだけで心が浮き立ってくるのですよ、この映画♪


で、ちゃんと反響してますからね。ここがリアル!

反響とか残響とか、計算し尽くしてるんじゃないでしょうか。

最後まで耳が裏切られないんですよ。これがお金をかけた映画を見る醍醐味ですね。


目で楽しみ、耳で味わう映画、それが「トランスフォーマー・リベンジ」。


たった一つ残念だったのは、私字幕で見たんですが、トランスフォーマーさんの声をアテてるあちらの声優さん達の声に馴染みがないため、彼らの声が聞き分けられないんです。だから字幕が出ても、トランスフォーマー達がどつき合ってる最中だったりすると、そのセリフを喋ってるのが誰なのか全然わからないんです。


画面上では超スピードで戦闘が繰り広げられているので、字幕が出た時に優位に立っているのがどちらだったのか、字幕読んでる内にわからなくなっちゃうんですよ!


この映画に関しては吹き替えで見る方がいいかもしれない……。


今度は吹き替えでチャレジしようと思います。吹き替えの声優さんなら聞き分けられると思うので(コンボイ司令官は玄田さんだもんね♪)。


がんばるぞっっ!