シネマトゥデイより  (以下一部抜粋)


故マイケル・ジャクソンさんの一般追悼式の詳細が、アメリカ西海岸時間7月3日(日本時間4日)、ジャクソン家のスポークスマンらがロサンゼルスで行った記者会見で発表された。


 スポークスマンのケン・サンシャイン氏の挨拶で始まり、マイケルさんのツアープロモーターであるAEGの社長ティム・レウィキー氏らによると、追悼式は7月7日午前10時(日本時間8日午前2時)より、ダウンタウン・ロサンゼルスの大型アリーナ、ステイプル・センターで、そして同じくダウンタウンに位置する中型のアリーナであるノキア・シアターで行なわれる。


 ノキア・シアターでは、3つのジャンボトロン(大型映像表示装置)でステイプル・センターの追悼式の画像を流し、サテライト式に同時進行で行なう、と発表された。会場外での混乱を避けるため、いずれのロケーションも屋外のジャンボトロンの設置は一切ないという。


 追悼式の無料入場券は、ステイプル・センター分が5,500ペア(1万1,000枚)、ノキア・シアター分が3,250ペア(6,500枚)、用意されている。これらのチケット配布に関しては、まず追悼式に行きたい人たちは個々でインターネット・サイトwww.staplecenter.com に自分の名前を登録する。そして、5日の午前に行なわれる抽選で当選した人のみが、Eメールで入場券配布用の整理リストバンドを受け取る方法を知らされ、それに基づいて追悼式の入場券を入手する、という手順になっている。


 インターネットでの登録は、アメリカ西海岸時間7月4日午後6時(日本時間5日午前10時)までで、当選者には翌5日の午前11時から午後8時(日本時間6日午前3時から正午)の間にそれぞれ連絡がいき、リストバンド受け取りのための詳細が知らされる。


 追悼式の模様は、インターネットでライブ・ストリーミングで同時中継され、テレビでも生中継で世界中に放映される予定だ。当初、噂のあった30台の車を連ねたネバーランドへの葬列は一切とり行われないことが発表された。7日の追悼式の内容についてもまだ企画段階のため、関係者はノーコメントで、以後も詳細は公表しない意向。このため、ネバーランドでの追悼式で行なわれると噂のあった、マイケルさんの遺体一般公開は、ステイプル・センターの追悼式で行なわれるかどうかは謎のままである。


 マイケルさんの追悼式はこれまでロサンゼルスで行なわれたどの追悼式よりも大掛かりで、70年代にロックスターのエルビス・プレスリーさんが亡くなって以来の最大規模のものになると言われている。


 
 当日はダウンタウン・ロサンゼルスの道路、フリーウエイの出入り口が厳しく交通規制され、ステイプル・センター、そしてノキア・シアターのある界隈がごった返すことが予想される。記者会見中にも関係者たちは、再三にわたり世界中のファンに向けて「できればなるべく自宅のお茶の間から追悼式の生放送を見てマイケルさんを偲んでほしい」と呼びかけた