映画生活 より(以下一部抜粋)
今年で生誕30周年となる人気アニメシリーズ『機動戦士ガンダム』が、東京都の緑あふれる都市再生を応援する「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」のオープニング・セレモニーが、10日、東京・台場の都立潮風公園で開催された。
会場に設置された、全長18メートルの等身大ガンダム像に、本作の原案・総監督の富野由悠季は「緑の大地の上に、“(白を基調に赤・青・黄の)おもちゃカラー”のガンダムを建てることには懸念がありましたが、実物を見て、このカラーが普遍的な魅力を持っていることに気づきました。この像が“21世紀の自由の女神像”になればうれしい」とあいさつ。主人公、アムロ・レイの声を務め、セレモニーでは「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト、行きまーす!」と、往年の名セリフを交えた開会宣言を行った古谷徹は「これをアムロが操縦したのかと思うと『アムロはえらかったな』と思いますね」とコメントし、報道陣の笑いを誘った。
また、大のガンダム好きで知られるミュージシャンのGACKTもセレモニーにサプライズ出演。会見では「ガンダムファンだけでなく多くの人に、ガンダムが“戦争の兵器”ではなく、“平和の象徴”として伝われば」とコメントした。
本イベントは、8月31日(月)まで開催中。
「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」
8月31日(月)まで、連日、10時~20時
都立潮風公園にて開催