オン・オフはっきりしてる? ブログネタ:オン・オフはっきりしてる? 参加中
本文はここから


一人でいる時に目一杯明るく振る舞って誰彼の区別なく世話を焼くということは不可能なので、誰かと一緒にいる時を「オン」だとしたら一人でいる(と思っている)時は「オフ」って事になるかもしれません。

とはいえ一人でいる時でもいつの間にかテンション下がってる時ってありますよね。
ず~~~~~っとこう、一人で黙々と自分自身を見つめ直すような作業を続けていると、ホント能率というか作業効率が目に見えて落ちるというか。

たとえ歌を歌うという、一見(?)楽しいことの連続でも、コーラス仲間と一緒に指揮者の先生に指導を受けているのだったら2時間でも半日でも大丈夫なんですが(喉をつぶしてはいけないので、一日いっぱい長時間歌い続けるという練習は滅多にありません)、一人で音源聞きながら楽譜とにらめっこして音取りやら暗譜やらしてると大体1時間でいやになります。たまたまその曲についている歌詞が気に入らなかったりすると15分ぐらいで投げ出したくなりますね。

意外なことに、立派にプロとして活躍しているミュージシャンの方でも同じ事があるようなんですよ。
この映像↓(Click!)を見るとまさに我が意を得たりという気分です。
パルファムムービー

最初、とても綺麗なサックスの調べが流れてきて一瞬の内に音楽の世界に運ばれてしまうんですけれども、直後に「あれあれっ?」ってなるんですよね。何か、美しくない部分が途中に混じっているから。
すると見ている内にプレーヤー氏が手を止め、演奏を中断してしまうんです。
あ、やっぱりさっきのは間違ったんだ~と思って見ていると、どうやら練習中らしいプレーヤー氏、サイドテーブルに手を伸ばしハンドタオルらしきものを取りあげ御自分の口をふいたり楽器の吹き口を拭ったりしております。
再びサックスを吹き始めるプレーヤー氏。
しかし今度は先刻よりも早く指が乱れてしまい、またもや中断。
どうにも練習に身が入らないというか、気が乗らないというか、集中力に欠けて演奏が上手くいかない事に対して自分自身がイライラしてるというか――要するに、飽きてしまってるんですよね~。

このプレーヤー氏、実は日本のサックスプレーヤーとして著名な三四朗さんなのです。
Sanshiro oficial Site

いや~、第一線のプロでもやっぱ一人で練習すると飽きるんだ~、へっへ~♪ なんて思って見てたんですが、そこはプロ、三四郎さんには秘密兵器があったのですね。ハンドタオルと一緒にサイドテーブルに置かれていた何かを手にとると、シュッと空中に一吹き!

ミストが現れ、すっと消え去る頃には三四郎さんの顔が一変してるじゃありませんか。

まるで強い風が雲もスモッグも全て追い払ったあとの夜空の星の輝きを見ているような爽やかなその表情!

え~?!
一体何をやったの~~~?!

それまでのモヤモヤを一気に吹き払い、すっきりした顔になった三四郎さんに重なって聞こえてくるのは、音色の美しさの上に生き生きしたリズムが加わったサックスの響き。その後他の楽器も加わってのステージの映像に切り替わるんですが、練習中に苦労していたとは思えないその軽快な指さばきと素晴らしい演奏でこちらの気分まで上々になってしまいます。


あ~、さすがプロ中のプロは自分のやる事分かってるんだな~と思ったりして。
練習しなければいけない時に、いつまでもテンションの低い、いつの間にかオフになった状態をひきずってるわけにいきませんもんね~。こうやって自分をオンにするスイッチを常に用意しているんですねー。


三四郎さんの「オン・スイッチ」はこれのようです。
香水「柑橘系(Kay)」


う~ん、そんなに効果があるなら今度私も試してみようかしら。

香りは柑橘系の「Kay」、シトラスの香りならさっぱりと目覚めた気分になれるのも諒解です。
これで夏の暑いさなかでも私はいっつも「オン」気分? 

武蔵野ワークス★さわやかな柑橘系♪香水「柑橘系(Kay)」モニター募集 ←参加中