[シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>映画『ノーボーイズ、ノークライ』で主演の妻夫木聡は、流暢(りゅうちょう)な韓国語を披露して注目されているが、さらに超レアな情報として、「アジアの純真」をフルコーラスで歌い上げていることでも話題を呼んでいる。
演技派として知られる妻夫木がその歌声を披露するのは初めてな上に、フルコーラスをノリノリで歌い上げる姿はかなり貴重だ。注目のシーンは、妻夫木ふんする亨と、韓国の演技派俳優ハ・ジョンウふんするヒョングが心を通わせる重要なシーン。町内会のカラオケ大会で一人ぶっちょう面をして歌う亨の元に、いつのまにかヒョングが加わり一緒に日本語で「アジアの純真」を歌う。歌い切るころには、二人の間には友情が芽生え、会場を巻き込んでノリノリ状態で熱唱する。ただひたすら歌っているだけのシーンだが、二人の心が通じ合っていく様が歌声を通して感じることができるので注目だ。
『ノーボーイズ、ノークライ』は妻夫木の代表作の一つである映画『ジョゼと虎と魚たち』の渡辺あやが脚本を務めた感動のヒューマンドラマ。闇の仕事を通して出会った亨(妻夫木)とヒョング(ハ・ジョンウ)が、ある事件をきっかけに心を通わせ、友情が芽生えていく様を描く。本作での妻夫木は歌声を初披露しただけでなく、今までのさわやかなイメージを打ち破るようなキャラクターを演じているのも見逃せない。