シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>映画『ブレードランナー』『トータル・リコール』『マイノリティ・リポート』『スキャナー・ダークリー』の原作者として知られるフィリップ・K・ディックの短編小説が映画化されることが明らかになった。


 ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、フィリップ・K・ディックの短編小説「調整班」(小説「悪夢機械」に収録)を映画化する『ジ・アジャストメント・ビューロー』(原題)でマット・デイモンとエミリー・ブラントが主演を務めるとのこと。原作小説は世界が何者かによって調整されていることを知るSF小説だが、映画は舞台を現代に映し、マットとエミリー演じる有望な若手政治家と美しいバレリーナの二人が惹かれあいながらも奇妙な偶然によって引き離されていくSFラブストーリーとなる予定だ。


監督と脚本は映画『オーシャンズ12』『ボーン・アルティメイタム』でマットとコンビを組んだ脚本家のジョージ・ノルフィがあたり、本作はジョージにとって監督デビュー作品となる。



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こういう所では決して名前があがってこないけれど、ディックの映画化の傑作は「スクリーマーズ」とか「にせもの」とか他にあるんですけどね。この新作がその二つに匹敵するぐらいの出来映えになることを祈りますわ。