シネマトゥデイ より(以下抜粋)
>映画『銀河鉄道999』など、数々のアニメ作品で知られるりんたろう監督の日仏合作のフルCGアニメーション映画『よなよなペンギン』が、第66回ヴェネチア国際映画祭で特別上映されることがわかった。
『よなよなペンギン』は、アニメーション映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』などを手掛けたマッドハウスが、フランスのデニス・フリードマン・プロダクションとともに世界規模の作品として制作したフルCGアニメーション作品。いつか空を飛べることを夢見て、ペンギンの着ぐるみ姿で夜の街を歩いている少女ココの冒険ファンタジーだ。
森迫永依、田中麗奈、爆笑問題の太田光と田中裕二ら豪華声優陣の起用でも話題となっている本作が、9月2日から12日に行われる第66回ヴェネチア映画祭にて特別上映されることが決定した。ヴェネチア映画祭といえば、北野武監督の映画『HANA-BI』が金獅子賞を受賞したことで日本人にはなじみのある映画祭だが、1967年には映画『ジャングル大帝』がサンマルコ銀獅子賞、2004年には宮崎駿監督の映画『ハウルの動く城』が金のオゼッラ賞を受賞するなど、アニメーションに対しても高い見識を持っている映画祭だ。
なおマッドハウスとしては、過去に同映画祭のコンペティション部門に映画『パプリカ』を出品しており、本作で2作目の出品となっている。世界的に認知されているりんたろう監督だけに、今回の注目度は高いだろう。日本公開を前に、まずは世界のリアクションに期待したい。
映画『よなよなペンギン』は12月、全国公開予定