シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
新たに製作される『エイリアン』映画はCM界出身の若手監督のカール・エリク・リンシュがメガホンを取るかと思われていたが、どうやらオリジナル版の監督に決まったようだ。
ハリウッドの情報サイトAceshowbizが伝えたところによると、シリーズ5作目にあたる新しい『エイリアン』映画の監督に、シリーズ1作目の監督であるリドリー・スコットが決まったとのこと。新しい『エイリアン』映画をめぐっては、当初はリドリー・スコットが運営している制作会社RSAに所属するカール・エリク・リンシュが監督することに決まり、リドリーの弟であるトニー・スコットもカールの抜擢を喜んでいた。しかし、20世紀フォックスは無名で経験のないカール監督より、『エイリアン』シリーズ1作目でメガホンを取ったリドリー監督にメガホンを取るように求め、カールが監督に決まったのはリドリーの娘ジョーダンと交際しているからではないかと訴えていた。
新しい『エイリアン』映画は、1979年のシリーズ1作目『エイリアン』の前章にあたる物語を描き、脚本はジョン・スペイツが手掛ける。脚本を手掛けるジョンは、キアヌ・リーヴス主演映画『パッセンジャーズ』(原題)の脚本にも関わっている新鋭だ。斬新でスピード感のある映像で高い評価を得ていたカールがメガホンを取らないのは残念だが、リドリーが監督を務めることで『エイリアン』ファンも納得のシリーズ5作目になることは間違いなさそうだ。