シネマトゥデイより(以下一部抜粋)


>「光に当ててはいけない」「水をかけたり、濡らしてはいけない」「12時過ぎに食べ物を与えてはいけない」という飼育するための3つの約束を守らないといけない不思議な生き物モグワイが怪物グレムリンに変身、増殖して田舎町をパニックに陥れるSFファンタジー・コメディ映画『グレムリン』の新作が製作されるかもしれない。


 『グレムリン』のシリーズ1作目と2作目を監督したジョー・ダンテが、ワーナー・ブラザースによって『グレムリン』のシリーズ3作目が製作されるとEmpire Onlineに対して明らかにした。「新しい『グレムリン』映画が近いうちに作られるって聞いたよ。僕にはどうして新作が作られるかよく分かるよ。だって、(『グレムリン』のようなヒットタイトルを)放っておいて無駄にするなんて馬鹿みたいじゃないか!」とジョー監督は語った。「シリーズ1作目と2作目に出演した主演スターたち(ザック・ギャリガンとフィービー・ケイツ)は続編へ出演するには年を取りすぎているから、きっと新作は続編ではなくリメイクとして製作されるでしょうね」と話し、シリーズ3作目となる『グレムリン』はオリジナルのリメイクとなる可能性を示唆した。


 シリーズ1作目の脚本を手掛け、グレムリンの生みの親ともいえるクリス・コロンバスは新しい『グレムリン』映画に関わっていないようで、「『グレムリン』続編の話は聞いていない。もし、新しい『グレムリン』映画でモグワイやギズモ、モンスターたちをCG化するのなら、オリジナルのグレムリンたちと同じになるか分からないよ。時代を戻ることになるが、グレムリンはオリジナルと同じくパペットを使用して撮影するべきだと考えている。だから、今の時点では私は新しい『グレムリン』映画に関わることに興味がないんだ」とEmpire Onlineに対して語った。


 グレムリンにCG化に関してはファンの間でも意見が二分されていて、最新技術を駆使したフルCGのギズモが見たいというファンもいれば、CG技術がなかった当時、何体もの人形を用意して撮影された特撮技術は素晴らしいものでリメイク版でも同じ手法で撮るべきであり、ギズモの可愛さはCGでは表現しきれないという意見もある。どちらにしても、1984年にシリーズ1作目が製作されてから25年が経った今、懐かしい映画の新作製作が決まりそうだ




パペットのギズモ。よくできてます。
Who killed Cock Robin?
この子に水をかけると……





こんなのが生まれてきます。これがグレムリン。
Who killed Cock Robin?
凶悪極まりない顔ですが、やるこた性悪のティーンズの悪戯レベル。

ただし、遠慮がないので規模が大きい!


「ホームアローン」のケヴィンが全く良い子じゃなくて、根性のねじくれ曲がった悪たれ坊主だったらこんなとんでもない事やるだろうというのを徹底的にやってくれてます。

しかも集団で。

でも、それは一種、子どもの夢ですよね♪


うわ~ひどい~と口では非難しつつ、心の底で(私もやってみたい~)と喝采をおくるような。

それが「グレムリン」のおもしろさの秘密。


それを守ってくれればCGだろうがパペットだろうが面白い映画になるでしょう。