シネマトゥデイ
>1日、有楽町の丸ノ内ピカデリー1にて映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、初来日したトム・フェルトンが登壇した。
7月19日までに世界興収累計3億9,430万ドルを突破しているモンスター映画の登場人物が初来日するだけあって、本日のチケットはし烈な争奪戦が繰り広げられた。会場に詰めかけた観客ほぼ全員が観賞2回目以上のリピーター、中にはすでに8回以上という大ファンもいた。
そんな中、シリーズを通して主役のハリー・ポッターのライバル、ドラコ・マルフォイを演じるトムが登場すると観客は大絶叫! 待望の来日に、中には感極まって涙ぐむ観客もいたほどだ。金髪に映える黒ジャケットをデニムでカジュアルに着くずし、常に敵意をむきだしにするとは役柄とは打って変わって終始笑顔で気さくなトムのイケメンぶりにファンは大興奮。
「ほかのキャストのみんなからすごいとは聞いていたけど本当にすごいね! 東京に来られて、ここであいさつができて心の底からうれしいよ!」
と感動を伝えた。絶叫で応える観客に心を打たれたか
「あぁ、もっと僕が日本語を話せたらいいのに! アリガトウとコンニチワしか言えないんだ。ごめんね。本当に本当にありがとう!!」
と感謝の気持ちを伝えきれない悔しさをにじませた。
日本の伝統・だるまの目入れを無事にすませたトムは
「次回作の『ハリー・ポッターと死の秘宝』は、半分くらい撮影が終わったよ。最高の作品になるから期待していて!」
とニッコリ。人気は最終章に向かって、さらなる加速を呼びそうだ。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、大ヒットシリーズの第6作。物語は最終章へ向けダークさを増しているが、さらなる映像革新によりIMAXシアターでは冒頭が3Dで楽しめるなど、より魔法の世界へどっぷり浸れる内容に仕上がっている。