Movie Walker
より(以下一部抜粋)
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(公開中)で初来日した、ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトン。ご存じ、ハリーの憎らしいライバル役だが、素顔は打って変わって、好感度大の美少年だった。インタビューをしたら、現在撮影中の最終章の話から、同じ映画業界で働く熱愛中の恋人とのエピソードまで、こっそり話してくれた。
いよいよ最終章となる『ハリー・ポッターと死の秘宝』(前編:2010年11月公開、後編:2011年夏公開)だが、撮影は半分くらい終了しているというトム。
「マルフォイ家の屋敷があって、そこでの撮影は終わったよ。次回作では、原作の小説には説明されていない部分が描かれていくよ」
それは、実に気になる! ハリーとの関係はどう描かれていくのか!?
「実はドラコのなかでハリーを助けたいという思いがあるし、ハリーの方でも気づかないうちにドラコを助けたいという気持ちが生まれていく。今までもあったと思うけど、お互いの命を救い合うシーンがあるよ。そして、いちばん最後の電車のホームでのシーンで、ふたりの関係性がふっと見える。そういう終わり方になりそうだ。ま、僕も今はっきりわかっているわけじゃないので、ここまでしか言えないけど」
本作の撮影で恋が芽生えたという、映画業界で働くジェイド・オリビア嬢とのなれそめの話も聞かせてほしいな~。
「おっと、今、そこにいるから気をつけて話さないとね」
と言いながら、インタビュー室の奥にいた女性をちら見したトム。え? あ、いた! ジェイド嬢ご本人だ!
「僕はイギリス人だから、撮影現場でいつも紅茶を飲むんだよ。喫茶スペースがあって、そこで紅茶を作ってくれたりして、そこから恋が芽生えたんだ」。
それはそれは、ごちそうさまです。いっしょに仲良く来日していたとは。
とってもフランクなトム。日本のファンへのリップサービスも忘れない。
「来日した日の夜に、東京の町をふらっと歩いてみたんだけど、本当にきれいな町だと思ったよ。ぜんぜんゴミが落ちてないんだよね。また、人々のおもてなしがあたたかくて、非常にフレンドリーだと思った。もっともっと日本を探検したいし、都会だけではなく、郊外や、歴史のある町にも行ってみたいよ」
終始、ニコニコしながら、どんな質問にも素直に答えてくれたトム・フェルトン。いい人だな~。『ハリポタ』シリーズで大きく成長したトムだが、ぜひ他の作品でもまた違った顔を見せていってほしいものだ。