シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


4日、東京・六本木ヒルズアリーナで映画『BALLAD 名もなき恋のうた』の完成披露会見が行われ、主演の草なぎ剛、新垣結衣、筒井道隆、夏川結衣、武井証、吹越満、そして山崎貴監督が出席。マスコミ陣に加えて、約300人のファンを前に映画の完成を報告した。

 久しぶりにキャスト陣が再会を果たしたとあって、和気あいあいと進行したこの日の会見。吹越が山崎監督の出会いについて、居酒屋で偶然知り合ったとコメントし、司会者がその話題を根掘り葉掘り広げようとしたが、吹越は草なぎのほうをチラッと見ると「酒の話題はやめましょうか……」とポツリ。この気づかいを察した草なぎは「反省してます……」と今年4月、六本木の公園で自らの飲酒が引き起こした騒動について、コメントし、ファンから声援を受けていた。


 そんな草なぎは、映画の舞台となった戦国時代の生活について「不便なこともあるが、自炊したりご飯もおいしくて健康的。どうですか?」と笑顔で同席するキャストに問いかけたが、少し唐突な質問に夏川は、思わず下を向き苦笑し、新垣も「常に死と隣り合わせ、というのはちょっと怖いですね……」とむしろ否定的。自分の考えが賛同されず、ステージ上で一瞬孤立する草なぎだった。


 『BALLAD 名もなき恋のうた』は、泣ける名作として大人からも高く評価されている『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』を原案にした実写時代劇。小国の戦国武将(草なぎ)と姫君(新垣)の身分違いの悲恋が、戦国時代にタイムスリップした主人公の少年(武井)の視点から描かれる感動巨編で、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎監督が再び最新のVFX技術で、過去の時代を見事に再現している


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