シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
カナダのトロントにて、9月10日、トロント国際映画祭が開幕した。この映画祭は、カンヌ映画祭やヴェネチア映画祭 に比べて日本では認知度が低いかもしれないが、北米にとっては、年末のオスカー・レースはここから始まると言われている重要な映画祭。
カナダのトロントにて、9月10日、トロント国際映画祭が開幕した。この映画祭は、カンヌ映画祭やヴェネチア映画祭 に比べて日本では認知度が低いかもしれないが、北米にとっては、年末のオスカー・レースはここから始まると言われている重要な映画祭。
また、“最優秀賞”などの作品を審査員が決める他の映画祭に比べて、観客賞を投票で市民が決めるのみのこの映画祭は、本当に映画を愛する観客のた めの映画祭としても知られている。ちなみに、去年の観客賞は映画『スラムドッグ$ミリオネア』。それによって『スラムドッグ$ミリオネア』のオスカーへの 道は開いたと言えるだろう。
今年はどんな作品がここで脚光を浴びるのか注目の中、まず上映されたのが『Jennifer’s Body』(原題)。なんと『トランスフォーマー』のセクシー女優、ミーガン・フォックスと『マンマ・ミーア!』旋風を世界にもたらしたアマンダ・セイフ ライドが共演で、脚本を書いたのは『JUNO/ジュノ』でオスカーを受賞したディアブロ・コーディ、監督はカリン・クサマ(『ガールファイト』)。つま り、女性が作った女性主演の、なんとホラー映画なのである。高校を舞台にし、一番人気のある女の子があるとき一番怖いモンスターに変身……といセクシーか つグロテスクなこの作品では、幼なじみという設定のミーガンとアマンダの濃厚キス・シーンでも話題に。ミーガンは「それだけが話題になるのは解せない!」 と言いつつ、「そんなに嫌じゃなかったわ」とアマンダのキス・シーンについて語った。一方アマンダのほうは、「すごくやりたくなくて、ナーヴァスになっ た」と。日本の公開は現在未定。