それこそ若い頃はマリリン・モンローを真似て香水だけを身にまとって寝ていたものですわ。シャネルの5番じゃなくてジョイでしたけどね。これはバラの香りなので、つけて眠って気分は勝手に「ポーの一族」のバンパネラ。

子どもの頃はドラキュラが恐くて窓辺にニンニクを吊したいと思っていたものですが、実際にニンニクの匂いを嗅ぐとあまりに臭いので断念したりして(代わりにベッドに十字架をぶら下げてました)。

海外旅行で免税品店に行くと必ず立ち寄るのが香水売り場。
遠くからでも強い香りがするのでついふらふらと引き寄せられてしまいます。
でも海外のブランドのものは香りが強くて!
2~3種類テスターで試す内に鼻がバカになってしまい、結局買わずに店を出ることの繰り返し。
搭乗前にうっかり強烈なのを試してしまうと残り香がいつまでも身につきまとって悩まされることもしばしば。機内で安心して眠ることもできません。長いフライトの末、現地に朝到着なんて場合は機内での睡眠が絶対に必要なのに。


逆に香りのせいで思いがけず家中が深い眠りに包まれたこともあります。
この時はラベンダーの香りビーズでしたねー。
日本の製品だったので匂いが強すぎず、本当にラベンダーのドライフラワーから漂ってくるもの同じ香りが発散され家中に拡散し……雨の休日の気怠い午後はそのままお昼寝タイムへと突入したのでした。

ラベンダーにこんなに催眠効果があるとはしりませんでしたよ。
おとぎ話の眠り姫は別名をいばら姫といって、彼女が眠るお城はとげとげしいいばらで守られてる事になってるんですが、彼女の寝室に満ちている香りの方はラベンダーだったに違いありません。

「時をかける少女」だって、ラベンダーの香りでまず気が遠くなってからタイムトラベルするんだもん、時間旅行中は絶対ぐーすか眠りこけてるのよ、飛行機酔いならぬ時間酔いしないように。

うん、今度飛行機に乗る時には、安らかな眠りを誘う香水を身につけていくことにしよう! 


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