シネマトゥデイ

>トロント国際映画祭に出品された映画『ザ・プライベート・ライブス・オブ・ピッパー・リー』(原題)に出演したキアヌ・リーヴスが記者会見に出席し、映画『ハートブルー』で共演した故パトリック・スウェイジさんについて語った。  
先日、すい臓がんでこの世を去ったパトリックさんについてキアヌは、

「スカイダイビングのシーンを一緒に撮影したときに、パトリックは飛行機から 何度も飛び降りなくてはいけなくて、確か30回はやらされたと思うんだ。最終的には、これ以上やってはいけないというところまでやらされた。だけど、彼は まるで嫌な顔ひとつせずに役に打ち込んでいたんだ」

と話し、また

「彼は本当に美しい人だったし、アーティストだった。人生でさまざまな経験をすること楽し んでいた。だから彼はとても充実した人生を送ったと思うよ」
としみじみと語った。

 
 『ザ・プライベート・ライブス・オブ・ピッパー・リー』(原題)は、ロビン・ライト・ペンが主演を務め、キアヌ・リーヴス、モニカ・ベルッチ、ジュリア ン・ムーア、ウィノナ・ライダー、そしてブレイク・ライヴリーが共演、プロデューサーはブラッド・ピットという、ハリウッドの超豪華なスターが集結し作ら れた作品だ。監督は、劇作家のアーサー・ミラーの娘にしてダニエル・デイ=ルイスの妻でもある、レベッカ・ミラー。女優としても活躍する彼女だが、この作 品の同タイトル小説も執筆。本作では脚本も書くという思い入れのある作品。ロビンの演じる主人公は、セックスやドラッグに明け暮れ、自由奔放な人生を送 り、若くして30歳年上の敏腕編集者と結婚した。しかし、彼が心臓発作を起こしたことがきっかけで、マンハッタンから郊外の老人ホームに引っ越ししたこと で人生が変わる……。現在43歳のロビン・ライト・ペンは、「一生に一度巡り合うかどうかの素晴らしい役」と作品への愛を語った。