好きな人に会いたいなら、「忙しい」なんて関係ないはず。恋人との時間を作るためなら他の何を犠牲にしたっていい。そのぐらいの覚悟がなくて、なんで恋などできようか。

仕事が終わらない?
終わらない事がわかっているなら、途中で抜け出して会いに行く。
一目でも、一言でも、視線を交わし言葉を交わし、幸福な瞬間を共有する。
それで再び仕事に向かう元気と次に会う時までの希望を貰う。

恋というのはそういうもの。
たとえ30分でも5分でも一緒に過ごす時間が重要なのだ。

それができずに「忙しい」と言うのはただのいいわけ。
仕事に忙殺されてゆっくり恋人の相手をする心の余裕を失っているから、会う事自体が億劫になる。でもそんな心の動きをいちいち説明するのは面倒だから「忙しい」と便利な一言でごまかしてしまうのだ。

そんな時、心のゆとりを取り戻すにはどうしたらいい?

思い切って気分を変える。リフレッシュする。気持ちを切り替える。

使う言葉はなんであれ、要は仕事にばかり向かっている精神の矛先を別の対象に向けてやればいい。「仕事にとらわれている自分」というものを、仕事から離れた場所に立ち第三者の様に客観的な視線で見つめ直すことができればいいのだ。

そんな時、時間があれば私はいつも森に行く。
森まで出かけている余裕がなければ近場の公園の木立の中にたたずむ。
木々に周囲を囲まれ、葉の重なりを通して柔らかく注がれる日光を浴びていると生き返ったような気持ちになるからだ。森の香りを思い切り吸い込むと心が穏やかになるのを感じる。次から次にやってくる目標をただひたすら飛び越えていくハードル走のような日常が、その時ばかりは遠い世界のできごとのように感じられるのだ。

その時一緒にいてくれるのが恋人であれば、一番いい。
そして柔らかな日ざしと森の空気をあなたと一緒に味わうのが何よりも幸せなひとときであることを、言葉にせずに伝えたい。

できればそれが分かってくれる人を恋人に持ちたいものだ。

森の中を散策するのはそう頻繁にできることではないが、こうやって幸せな記憶を一度強くインプットしておけば、あとは何かのきっかけでそれを思い出すことによって脳内にその幸福感を呼び出すことが可能となる。

葉もれ日を再現するのは難しいけれど、今は森の香りなら比較的容易に手に入る。

玄関においておけば、仕事から疲れて帰ってきても家に入った瞬間に鼻孔をくすぐる森の香りで疲れを忘れ、恋人との時間を楽しもうという心のゆとりが生まれるかもしれない。

森の香りは実は「香り」という程強くないが、しかし鼻孔に達すると確実に作用する。おいしい空気そのもののような森の香りを帰宅時に毎日吸い込めるなら、こんなに幸せなことはないだろう。

できればそれも、恋人と一緒に嗅ぎたいものだ。




日本デオドール株式会社

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