eiga.com より(以下一部抜粋)

>堀北真希が主演、松山ケンイチ、NEWSの手越祐也、 「ターミネーター4」「スター・トレック」のアントン・イェルチンという日米の注目若手俳優と共演する映画「誰かが私にキスをした」の製作報告会見が10 月11日、東京・赤坂のANAインターコンチネンタル東京で行われ、堀北とハンス・カノーザ監督が出席した。

「ナクシタキオク」という仮タイトルで発表されていた同作は、東京のインターナショナルスクールを舞台に繰り広げられる恋愛劇で、05年の第18回 東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞した「カンバセーションズ」のカノーザ監督の最新作。記憶を失ったナオミ(堀北)と、ミステリアスな先輩ユウジ(松 山)、ナオミを優しくいたわるミライ(手越)、ナオミの目下の恋人のエース(イェルチン)が織り成す四角関係を描く。全編の約4割を占める英語のセリフに 初挑戦した堀北は、「どの単語にどういう気持ちをこめて話せばいいのかというのが難しかった」と苦労を明かしたが、「撮影中は大変という思いでいっぱい だったけれど、撮り終えて達成感、充実感のある作品だった」と満足気な表情だ。


恋人役のイェルチンは英語の練習相手も務めてくれたそうで、堀北は「ひとつ年下なんですけど、すごくかわいい」とニッコリ。「いろんな話をしてくれ て楽しかった。たぶん、アントンは私のことが大好きで、撮影中もずっとそばにいてくれました」と振り返り、現場での仲睦まじい様子をうかがわせた。


カノーザ監督は、東京国際映画祭で来日した際に、多くの日本映画を見て「日本にも素晴らしい俳優がたくさんいるということを知った。そのひとりがマ キだった」と言い、構想していた作品の設定を日本に置き換えて製作。堀北のことは「国際的にアピールできる女優だと思うよ」とベタ褒めだった。


昨年11月から今年1月にかけて撮影され、現在は鋭意編集中。今年末の完成を目指し、来年3月下旬、東映の配給で全国250館規模での公開を予定している。