Yahoo!ニュース より(以下一部抜粋)

白土三平さんの忍者マンガの名作を映画化した「カムイ外伝」(崔洋一監督)の10億円突破確実の記念舞台あいさつが15日、東京・有楽町の「丸の内ピカデ リー」であり、主演の松山ケンイチさんと、同作で俳優デビューした格闘家で俳優の坂口憲二さん(33)の兄・征夫さん(36)が登場した。

 「カムイ外伝」は、「週刊少年サンデー」(小学館、65~67年)や「ビッグコミック」(同、82~87年)で連載された忍者マンガで、コミックスは 320万部を発行している。映画は、忍びの世界に嫌気が差し「抜け忍」となったカムイ(松山さん)は、漁師の半兵衛(小林薫さん)を助けたことから家族に 迎えられるが、半兵衛の妻スガル(小雪さん)は、カムイの元仲間だった。スガルはカムイを追っ手と思いこみ襲いかかってくる。一方、カムイを追う忍びの軍 勢が迫っていた……というストーリー。

 坂口さんはサメ退治の集団「渡り衆」として出演。崔監督は坂口さんに「『動線』に気を付けろ」と注意したところ、坂口さんが現場にあった「銅線」を触っ ていたというエピソードを紹介、「坂口君は撮影中、僕らのアイドルでした。坂口君はとにかくストロングマンだけどハートのいい男」と絶賛。坂口さんは 「いっぱいいっぱいでした」と演技の緊張を語っていた。

 また、12月ドバイ国際映画祭と10年1月ロッテルダムの映画祭の参加が決定したことも明らかになった。