シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
>日本では、12月になると毎年テレビドラマや映画が放映される「忠臣蔵」。日本人なら誰もが知っている「忠臣蔵」を、キアヌ・リーヴス主演でハリウッドリメイクされることが決まっているが、メガホンを取る監督が明らかになった。
>日本では、12月になると毎年テレビドラマや映画が放映される「忠臣蔵」。日本人なら誰もが知っている「忠臣蔵」を、キアヌ・リーヴス主演でハリウッドリメイクされることが決まっているが、メガホンを取る監督が明らかになった。
ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、CM界出身の若手監督のカール・エリク・リンシュが、ユニヴァーサル・ピクチャーズのリメイク映画『47ロウニン(47 Ronin)』(原題)で監督を務めるとのこと。
映画ファンは、カール・エリク・リンシュの名前に聞き覚えがあるかもしれない。今年の夏に製作が発表された、新しい『エイリアン』映画の監督に決 まっていながら、20世紀フォックスの反対で監督の座を退いた人物だ。カールは、彼の代わりに新しい『エイリアン』映画のメガホンを取るリドリー・スコッ ト監督の愛娘ジョーダンと交際しており、その優れた映像センスを買われ、リドリーとトニー・スコット兄弟が運営している制作会社RSAにも所属している注 目監督である。本作は、ユニヴァーサル・ピクチャーズが多額の制作費を掛けて製作する超大作で、カール監督は初メガホン作品ながら重責を担うことになりそ うだ。
脚本は『ウォンテッド』のクリス・モーガンが執筆し、サムライやニンジャが登場する『グラディエーター』や『300 <スリーハンドレッド>』風のアクション超大作になるといわれている。日本人からみれば、赤穂四十七士の忠義の物語はアメリカ人に理解できる のかという不安があるが、スタジオ側はサムライたちの武士道の精神を映像化したいと考えているようだ。アメリカの映画サイトでも、アジア人の血を引くキア ヌなら主人公のサムライを演じてもおかしくないと好評で、どのような「忠臣蔵」になるか期待したいところだ。