シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> ハリウッドがオスカーレースで熱い。とはいうものの第82回アカデミー賞のノミネーション発表まではまだ3か月近く ある。だがお祭りは早くから盛り上げが肝心……というわけで、米国LAタイムズ紙やエンターテイメント・ウィークリー誌の著名映画評論家たち5人が一堂に 会して、早々とアカデミー主要カテゴリー受賞予想を行った。

 参加した評論家は、LAタイムズ紙のマーク・オルセン氏、エンターテイメント・ウィークリー誌のデイブ・カーガー氏、そしてLAタイムズ系のオン ライン・サイトからトム・オニール氏、ピート・ハモンド氏、そしてポール・ガイタ氏。選ばれた作品の中には日本でまだ公開されていないものもいくつかある が、現時点で上記5氏が選抜した作品賞予想のトップ10は以下のとおりである。


1位 『マイレージ、マイライフ』(ジョージ・クルーニー主演、話題のコメディドラマ)

2位 『ザ・ハートロッカー』(原題)(イラク戦争をモチーフにしたドラマ)

3位 『プレシャス:ベイスド・オン・ザ・ノベル・プッシュ・バイ・サファイア』(原題) (主役を演ずる女優は映画初出演ながら、その熱演が高く評価されているシリアス・ドラマ)

4位 『インビクタス/負けざる者たち』(イーストウッド監督でモーガン・フリーマン&マット・デイモン主演の感動ドラマ)

5位 『ナイン』(原題)(ニコール・キッドマン&ダニエル・デイ・ルイス主演の超大作ミュージカル)

6位 『カールじいさんの空飛ぶ家』(全米を感動させたピクサーの大ヒット・アニメ)

7位 『アン・エジュケーション』(原題)(ロンドンの少女を主人公にした青春日記)

8位 『イングロリアス・バスターズ』(お馴染みタランティーノ監督のぶち切れダークコメディ)

9位 『ラブリーボーン』(ピーター・ジャクソン監督の感動ドラマ)

10位 『ア・シリアス・マン』(原題)(イーサン・コーエン監督のダークコメディ)


 この順位は時間を追ってほかの評論家が加わったり新しい審査対象の作品が公開されたりで、アカデミー賞直前まで変化し続け順位が変わっていく。