シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
脚本家のほかに小説家としても活躍するレベッカ・ミラーが監督で、ロビン・ライト・ペンとキアヌ・リーヴス演じる男女が恋に落ちる映画『50歳の恋愛白書』の劇中で、キアヌ・リーヴスが裸体に見事な入れ墨を入れている姿が公開された。
物語の設定はキアヌが35歳の男性、ロビンが50歳の女性。そんな年の差の男女が出会い、恋に落ちてゆく。この映画がすごいのはまずキャスト陣の 豪華さ。キアヌとロビンのほかにジュリアン・ムーア、ウィノナ・ライダー、マリオ・ベロ、モニカ・ベルッチ、ブレイク・ライブリーなど知名度、実力ともに ハリウッドのトップクラスがそろい、ブラッド・ピットも製作陣に名を連ねている。
キアヌは本作で15歳年上の女性とのベッドシーンのほか体中に見事な入れ墨を入れたキャラクターという、新境地を開いている。特にキアヌの脂の 乗った裸体に施されたイエス・キリストの入れ墨は見事! 本物の入れ墨と見間違うほど精巧に描かれている。描いたのはプロの入れ墨師が3人がかりで合計4 時間かけてステンシルとペンで描いたもの。施した入れ墨師によるとキアヌはこの入れ墨のデザイン・コンセプトに興味津々で、作業中は辛抱強く待ってくれた そうだ。
映画『50歳の恋愛白書』は、すでにベルリン国際映画祭に始まり、トロント国際映画祭、ドービル映画祭、シドニー映画祭、エジンバラ映画祭など数々の世界各国の映画祭で上映され、アメリカでも批評家からかなりの好評価を得ている。