シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

1日、映画『レイトン教授と永遠の歌姫』の完成披露舞台あいさつが、早稲田大学大隈講堂で開かれ、声優を務めた大泉洋、堀北真希、水樹奈々、渡部篤郎、相武紗季らが登壇した。

 本作は11月26日に発売されたNintendo DSソフト「レイトン教授と魔神の笛」の直後のストーリーを映画化したもの。この作品にはレイトン教授(大泉)と宿敵・デスコール(渡部)に深くかかわる 男がキーパーソンとして登場する。この日はそのキーパーソンの声優が舞台俳優の市村正親であることが発表された。その市村がシークレットゲストとして壇上 に姿を現すと、大泉はいきなり腰をかがめて、「初めまして、大泉でございます。奥様とは以前、連ドラを一緒にさせていただいたことがございまして」と市村 の妻である篠原涼子との共演経験をアピールしながらあいさつした。突然奥様ネタを振られた市村だったが、少しも照れることなく「それが何か?」と軽くかわ し、すっかり肩すかしをくった大泉だった。


 「こんなに楽しそうな大泉さんを見るのは初めて」と堀北が言うように、若者が集まり熱気あふれる会場の中で、この日は終始、ハイテンションだった 大泉。挙句の果てには11月の「レイトン教授と魔神の笛」のゲーム完成発表会のときに、「謎が邪魔でストーリーを楽しめない」とコメントしてこっぴどく バッシングされた話を持ち出す始末。「でもあれは、わたしが謎を解けなかったから邪魔だと言っただけ(でゲームが悪いわけではない)」と弁解しつつ、「こ の映画には邪魔な謎はなくて。あ、無理なく謎は入っていますよ、もちろん。でも、最高にごきげんな作品です」ととびきりの笑顔で締めくくった。


 本作は世界的な大ヒットゲームとなった「レイトン教授」シリーズを映画化した劇場用長編アニメーション。ある日、レイトン教授のもとにオペラのチ ケットが同封された手紙が届く。差出人はかつての教え子であるオペラ歌手のジェニス(水樹)。その手紙には1年前に亡くなったはずの友人が永遠の命を手に 入れて、7歳の少女として現れたと書かれてあった。この不可解なできごとを解明するため、レイトン教授とルーク少年(堀北)、助手のレミ(相武)はオペラ が上演される劇場へと向かい調査を始める。