MovieWalker より(以下一部抜粋)


「Kiss」10月号でその長い物語に幕を閉じ、先月27日にはコミックス最新刊も発売された「のだめカンタービレ」。最終回で綴られた、変わらな い2人のへんてこな愛に感動した人も多かったはず。そんなファンに朗報なのが、12月10日(木)発売の同誌で「のだめカンタービレ」の番外編「アンコー ル オペラ編」の連載が始まることだ。


物語の詳細は明らかにされてはいないが、「アンコール オペラ編」というタイトルから考えるに、千秋がオペラに深くかかわっていく物語になると推 測。事実、コミックスの終盤で千秋は、幼い頃から尊敬するヴィエラ先生のもとでオペラのアシスタントを務めている。また、コミックスでのパリ編が始まった 時、千秋とのだめが一番先に出向いたのは新オペラ座だった。


と、探し始めればキリはないが、漫画全体でオペラに触れている箇所は多々あるので、最初から、作者・二ノ宮知子はオペラのことを書きたかったのでは ないか、とファンならつい深読みしてしまう。ただ、この番外編で、オペラもやりたいと夢見てきた千秋に何かしらの変化が訪れるのは間違いない。そこに、の だめがどうかかわってくるのか、それも楽しみだ。


12月19日(土)からは映画版『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』が公開。マルレ・オケの常任指揮者となった千秋と、ピアノの勉強に励むのだめの姿が描かれるが、どこまで漫画の世界を忠実に再現しているのか要 チェックだ。フィナーレに向けて動き出した映画版、まだまだ終わらない漫画、両方の“のだめ”をこの冬、ぜひ堪能してほしい。