シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

>1960年代を舞台にした映画『ア・シングル・マン』(原題)で、ゲイの大学教授ジョージ・ファルコナーを演じたコ リン・ファースが、アメリカの映画界はキャリアを危険にさらしたくないがために、カミングアウトできない俳優でいっぱいだと思うと語った。

 「ストレート(非同性愛者)な俳優がゲイの男を演じるのと、映画界でゲイの俳優でいることはまったく違うと思う。いまだにゲイであることをおおっ ぴらにするには多少の制約があると思う。ハリウッドではゲイであるという秘密を用心深く守っている俳優が多い。主役を演じる男性でゲイであることを公にし ている人は少ない」とコリンはパレード誌に語る。


 49歳のコリンは、ストーリーがとても良く描かれていたため、ジョージを演じることに何の不安も感じなかったという。「実際の行為を目にしなくて も、映画を通してセックスが描かれている。僕が演じる男性がゲイであることをオープンにしている点はとても象徴的だと思うし、親近感と普遍的な特質を持つ 男性間の愛のストーリーをよりパワフルなものにしていると思う」と説明している。