15日、第67回ゴールデン・グローブ賞映画部門のノミネート作品と俳優が発表された。本授賞式は、アカデミー賞の 前哨戦とも言われるだけに、今後の賞レースを予想する上で見逃せないラインナップだ。最多のミネートはジョージ・クルーニーの映画『マイレージ、マイライ フ』。その後を追うのが、ダニエル・デイ=ルイスとニコール・キッドマン、ペネロペ・クルスら豪華女優陣の共演が話題の『NINE』。メリル・ストリー プ、サンドラ・ブロック、マット・デイモンなど、別作品でダブルノミネートしている面々の授賞結果も楽しみだ。なお、授賞式は2010年1月17日(日本 時間18日)に行われる。
主なノミネート作品と俳優は下記のとおり。
最優秀映画作品賞(ドラマ)
『アバター』
『ハート・ロッカー』
『イングロリアス・バスターズ』
『プレシャス』
『マイレージ、マイライフ』
最優秀主演女優賞(ドラマ)
エミリー・ブラント 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』
サンドラ・ブロック 『ザ・ブラインド・サイド』(原題)
ヘレン・ミレン 『ザ・ラスト・ステイション』(原題)
キャリー・マリガン 『アン・エデュケーション』(原題)
ガボレイ・シディビー 『プレシャス』
最優秀主演男優賞(ドラマ)
ジェフ・ブリッジス 『クレイジー・ハート』(原題)
ジョージ・クルーニー 『マイレージ、マイライフ』
コリン・ファース 『ア・シングル・マン』(原題)
モーガン・フリーマン 『インビクタス/負けざる者たち』
トビー・マグワイア『ブラザーズ』(原題)
最優秀映画作品賞(ミュージカル・コメディー部門)
『(500)日のサマー』
『ザ・ハングオーヴァー』(原題)
『恋するベーカリー』
『ジュリー&ジュリア』
『NINE』
最優秀主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)
サンドラ・ブロック 『あなたは私の婿になる』
マリオン・コティヤール 『NINE』
ジュリア・ロバーツ 『デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~』
メリル・ストリープ 『恋するベーカリー』
メリル・ストリープ 『ジュリー&ジュリア』
最優秀主演男優賞(ミュージカル・コメディー部門)
マット・デイモン 『インフォーマント!』
ダニエル・デイ=ルイス 『NINE』
ロバート・ダウニー・Jr 『シャーロック・ホームズ』
ジョセフ・ゴードン=レヴィット 『(500)日のサマー』
マイケル・スタールバーグ 『ア・シリアス・マン』(原題)
最優秀アニメーション賞
『くもりときどきミートボール』
『コララインとボタンの魔女 3D』
『ファンタスティック・ミスター・フォックス』(原題)
『プリンセスと魔法のキス』
『カールじいさんの空飛ぶ家』
最優秀外国語作品賞
『BAARIA』(原題)イタリア
『ブロークン・エンブレス』(原題)スペイン
『THE MAID』(原題)チリ
『ア・プロフェット』(原題)フランス
『ザ・ホワイト・ロボン』(原題)ドイツ
最優秀助演女優賞
ペネロペ・クルス 『NINE』
ヴェラ・ファーミガ 『マイレージ、マイライフ』
アナ・ケンドリック 『マイレージ、マイライフ』
モニーク 『プレシャス』
ジュリアン・ムーア 『ア・シングル・マン』(原題)
最優秀助演男優賞
マット・デイモン 『インビクタス/負けざる者たち』
ウディ・ハレルソン 『ザ・メッセンジャー』(原題)
クリストファー・プラマー 『ザ・ラスト・ステイション』(原題)
スタンリー・トゥッチ 『ラブリーボーン』
クリストフ・ヴァルツ 『イングロリアス・バスターズ』
最優秀監督賞
キャサリン・ビグロー 『ハート・ロッカー』
ジェームズ・キャメロン 『アバター』
クリント・イーストウッド 『インビクタス/負けざる者たち』
ジェイソン・ライトマン 『マイレージ、マイライフ』
クエンティン・タランティーノ 『イングロリアス・バスターズ』
最優秀脚本賞
ニール・ブロムカンプ 『第9地区』
マーク・ボール 『ハート・ロッカー』
ナンシー・マイヤーズ 『恋するベーカリー』
ジェイソン・ライトマン、シェルダン・ターナー 『マイレージ、マイライフ』
クエンティン・タランティーノ 『イングロリアス・バスターズ』
最優秀作曲賞
マイケル・ジアッキノ 『カールじいさんの空飛ぶ家』
マーヴィン・ハムリッシュ 『インフォーマント!』
ジェームズ・ホーナー 『アバター』
アベル・コーゼニオウスキー 『ア・シングル・マン』(原題)
カレン・O、カーター・バーウェル 『かいじゅうたちのいるところ』
最優秀歌曲賞
「シネマ・イタリアーノ」 『NINE』
「アイ・ウォント・トウ・カム・ホーム」 『エブリボディズ・ファイン』(原題)
「アイ・ウィル・シー・ユー」 『アバター』
「ザ・ウェアリー・カインド」 『クレイジー・ハート』(原題)
「ウィンター」 『ブラザーズ』(原題)