eiga.com より(以下一部抜粋)

 ハロルド作石の大ヒット音楽漫画を、堤幸彦 監督が水嶋ヒロ 主演で実写映画化する「BECK 」のポスタービジュアルが初公開された。インディーズから実力をつけ、幾多の困難を乗り越えて次々と奇跡を起こしていく原作のイメージが踏襲され、赤を基調とした縦書きのタイトル名が印象的な力強いデザインだ。

同作は、水嶋扮するニューヨーク帰りの天才ギタリスト・南竜介を中心にした5人組のバンド「BECK 」が、個性的なメンバーの成長とともに、挫折と成功を繰り返しながらひたむきに突き進む姿に焦点を当てる。

ポスターでは、ライブ中のメンバーの表情をピックアップしている。多彩なテクニックとエモーショナルな音色を奏でる役どころの水嶋が、メンバーをクールにけん引。この撮影のために長かった髪をばっさりと切った佐藤健 は、一点を凝視している。


バンドのムードメーカーでラップを担当する千葉役の桐谷健太 は、情熱的に両腕を広げ聴衆を扇動。誰もが実力を認めるドラムのサクを演じる中村蒼 も、歯を食いしばりながら屋台骨を支えている。精神的支柱のベーシスト・平になりきった向井理 は、上半身裸で聡明な姿を披露。また、竜介の父違いの妹で紅一点のヒロイン真帆に扮した忽那汐里 は、一心にメンバーの演奏を見守っている。


同ポスターの公開は、「BECK 」の全貌を知るうえでの 序章に過ぎない。竜介の飼い犬でブラック・ジャックのように継ぎはぎだらけのベックの容姿や、竜介やコユキに多大な影響を与える米バンドのギタリスト、エ ディ・リーの存在、劇中で演奏される30曲のオリジナル楽曲の制作者の正体など、ファン垂涎の詳細が明らかになるのはこれからだ。その動向に、今後も目が 離せない。


BECK 」は松竹配給で、2010年秋に全国で公開。




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