現在発売中のプレイステーション3ソフト「ファイナルファンタジーXIII」の本編映像の一部を3Dリメイクした特別映像が、映画『アバター』上映前に期間限定公開されることがわかった。
映画『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督による約12年ぶりの長編最新監督作『アバター』は、構想に14年、製作に4年を費やした渾身(こんしん)の3D映画。第67回ゴールデン・グローブ賞映画部門では4部門にノミネートされた話題の作品だ。
『アバター』を上映するTOHOシネマズと「ファイナルファンタジーXIII」を発売するスクウェア・エニックスのコラボによって実現した今回の 企画。3D上映される特別映像は、「ファイナルファンタジーXIII」の本編中映像の中から一部をえりすぐり、スクウェア・エニックスが立体視向けにリメ イクした3D映像となっており、「ファイナルファンタジーXIII」の特徴の一つである高精細なCG映像をよりダイナミックに描き出すことを可能にしてい る。
3D映像の制作にあたって、株式会社スクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏は「最先端の映像技術を駆使した3D映像で描かれる映画 『アバター』の劇場公開が始まり、その素晴らしい完成度をバネとして、3D映像の普及拡大が見込まれることから、この時期に合わせて「ファイナルファンタ ジーXIII」の3D映像を公開することにした」と巨匠キャメロン監督が挑戦した領域に、大いに感性を刺激されたと語る。また3D特別映像について「完成 度は素晴らしく、TOHOシネマズ様の高品質な環境でお客様にご覧いただけることを大変光栄に思う」と自信をうかがわせた。
今回の3D特別映像は、TOHOシネマズ 錦糸町を除く全国のTOHOシネマズ各館で『アバター』上映前のシネアド(劇場広告映像)として観ることができる。上映時間は2分だが、まさに完全な3D の世界で描かれる「FINAL FANTASY XIII」を体感することができるだろう。3D特別映像上映期間は12月23日から2010年1月5日まで。
映画『アバター』は12月23日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開