eiga.com より(以下一部抜粋)

製作費135万円で全米興行収入95億円を記録した低予算ホラー「パラノーマル・アクティビティ 」(2010年1月30日日本公開)の成功を受けて、配給元の米パラマウント・ピクチャーズが新たに製作費10万ドル(約900万円)以下の低予算映画のみを専門に扱う部門を立ち上げることになった。

米ロサンゼルス・タイムズ紙が12月10日付けで内部関係者の話として報じたもので、現時点ではパラマウントから正式発表はないが、同社製作部門チーフのアダム・グッドマンが新部門設立の陣頭指揮に当たっているという。


それによると、同新部門では2010年から年間約10~20本の“マイクロ・バジェット(超低予算)” 映画の開発を手がけるとのこと。目的はあくまでも同社で製作することにあり、映画祭などで完成した映画を買い付けることはないという。監督候補には、有名 無名を問わずあらゆるフィルムメーカーを対象としていく考え。また、同部門で扱う全ての作品を劇場公開するわけではなく、活発なシナリオ開発の場を提供す ることで、新たな才能を発掘する足がかりとしたい意向だ。


なお、パラマウントではすでに「パラノーマル・アクティビティ 」の続編に着手しているほか、同作のオーレン・ペリ監督とプロデューサーのジェイソン・ブラムによる次回作「Area 51」を約750万ドル(約6億8000万円)で購入している