eiga.com より(以下一部抜粋)

>「タイタニック 」のジェームズ・キャメロン 監督が12年ぶりに満を持して送り出した最新作「アバター 」が12月23日に日本公開。28日付けの国内ボックスオフィスランキング(興行通信社発表)で2週連続1位だった「ONE PIECE FILM STRONG WORLD 」や、興行収入40億円突破も期待される「のだめカンタービレ/最終楽章 前編 」といったライバル作品を抑えて初登場1位を獲得した。

アバター 」は水曜日公開ということもあり、週末までの5日間でトータル13億円を超える興行収入を記録する好調な出足。土曜日公開で初登場時の成績が週末2日間分の集計となるうえに、一般料金が2000円だった「タイタニック 」(興収262億円)との単純比較は難しいが(「アバター 」も一般料金は1800円だが、3D版には割増料金がある)、初登場時の数字は「タイタニック 」の256%となっている。

また、キャメロン監督が心血を注いだ全編デジタル3D版も注目を集めている。国内831スクリーンのうち、283スクリーンという史上最多スクリー ン数での3D上映が行われているが、配給の20世紀フォックス映画によれば、2D版の集客率も高く「2Dでよりじっくりとストーリーを堪能できる」「驚く ほどの映像の奥行きや高低差を2Dでも十分体感できる」と好評。2D版、3D版の両方を鑑賞するリピーターも増えているという。

日本を除く世界各国では18日に公開され、北米ではすでに興収2億ドルを突破。全世界トータルでも6億1000万ドルを超えるヒットを続けている。 先日ノミネートが発表されたアカデミー賞の前哨戦として重要な位置づけを占めるゴールデングローブ賞では作品賞、監督賞ほか4部門で、放送批評家協会賞で も作品賞、監督賞、撮影賞など計9部門で候補にあがっており、興行面のみならず賞レースにおいても今後の展開から目が離せない