Yahoo!ニュース より(以下一部抜粋) 

元俳優押尾学容疑者(31)=保護責任者遺棄致死容疑で逮捕=と一緒にいた飲食店従業員田中香織さん=当時(30)=が死亡した事件で、同容疑者が合成 麻薬MDMAを別の複数の女性に、効果を確かめながら数回に分けて渡していたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。数人の女性が使用後に体調不良を 訴えたケースがあったという。
 警視庁捜査1課は同容疑者が田中さんにも同様の方法でMDMAを渡した疑いがあるとみて、詳しく調べている。

 同課などによると、田中さんは昨年8月2日午後3時前、東京都港区の六本木ヒルズの一室を訪ねた。同容疑者と一緒にMDMAを飲み、同6時ごろ、体調が急変し、約1時間後に死亡したとみられる。

 捜査関係者によると、同庁麻布署員らが駆け付けた際、田中さんはベッドの上で、着衣を身に着けていない状態で倒れていた。部屋の浴槽には水が張られていたという。

 同容疑者は昨年10月の麻薬取締法違反(使用)事件の公判で、「田中さんがMDMAを3回飲むのを見た」と説明していた。

 捜査関係者によると、別の複数の女性は同容疑者と2人で会った際、薬物を渡されたと証言。飲んで効果が出なかった場合は、さらに渡された女性もいたという。