毎日jp
より(以下一部抜粋)
>吸血鬼が支配する島での人間たちの激闘を描いた人気マンガ「彼岸島」が、「ごくせん」「携帯彼氏」の石黒英雄さん主演で実写映画化され、9日公開された。学園アクション映画「火山高」のキム・テギュン監督がメガホンを取った日韓合作映画だ。
>吸血鬼が支配する島での人間たちの激闘を描いた人気マンガ「彼岸島」が、「ごくせん」「携帯彼氏」の石黒英雄さん主演で実写映画化され、9日公開された。学園アクション映画「火山高」のキム・テギュン監督がメガホンを取った日韓合作映画だ。
原作は、松本光司さんが「ヤングマガジン」(講談社)で連載中のマンガで、コミックス(1~30巻)は累計430万部を発行するヒット作だ。映画 は、平凡な高校生だった明(石黒さん)が、謎の美女・青山冷(水川あさみさん)から、行方不明の兄・篤(渡辺大さん)が「彼岸島」と呼ばれる島で生きてい ることを知らされる。明は、冷に導かれるまま兄貴分のケンや気の弱いポン、片思いしているユキらとともに、彼岸島へと上陸するが、そこは吸血鬼と化した村 人たちが支配する恐怖の地だった……というストーリー。
最大の見どころは、明たちと、人間の3倍の力を持つという吸血鬼との死闘だ。旧日本軍の軍用地だった和歌山県の友ケ島などで撮影したアクション シーンは迫力満点で、壁にたたきつけられたり、迷路のような軍用地を全速力で走り抜けたり、石黒さんら出演者が体当たりで演じている。
また、石黒さんや渡辺さんら原作のイメージそのままのキャスティングも見どころだ。篤が吸血鬼をたたきつぶす時に使う丸太や、明や篤の「師匠」の お面など、小道具まで原作に忠実に作られている。さらに明たちと戦う吸血鬼の首領・雅役の山本耕史さんは、白塗りに赤目という恐ろしい姿を披露し、抜群の 存在感を示している。
9日から新宿バルト9ほか全国ロードショー。