ＷＴＣ跡地の再開発、スピルバーグ監督がテレビ番組に

1月15日12時43分配信 ロイター より（以下一部抜粋）

＞米映画監督スティーブン・スピルバーグが、米同時多発攻撃で崩壊したニューヨークの世界貿易センター（ＷＴＣ）跡地の再開発を、テレビのドキュメンタリー番組で追うことが明らかになった。

　米ケーブルテレビ局「サイエンスチャンネル」が１４日に発表したところによると、２０１１年放送予定で６回シリーズとなる番組「Rebuilding Ground Zero（原題）」で、スピルバーグ監督が制作総指揮を務めるという。

　同シリーズは、世界貿易センタービル跡地に建設される超高層ビル「１（ワン）ＷＴＣ」（高さ５４１メートル）の建築過程や技術を取り上げるだけでなく、同時多発攻撃の犠牲者や、再開発がニューヨーク市民の生活に与える影響にも焦点をあてるという。

　ニューヨークのブルームバーグ市長は、発表で「現代の最も偉大な映画監督の１人であるスピルバーグ氏がドキュメンタリーを制作することで、この出来事が世界中の人や後世にも伝えられることになるだろう」と話した。