>Yahoo!ニュース より(以下一部抜粋)
バレンタインデーまで1か月を切り菓子メーカー各社がさまざまな商品・企画を展開する中、ロッテがラーメンやハンバーグにチョコレートを“チョイ乗せ”す るコラボレーション企画をスタートさせる。人気ラーメン店やハンバーグ店で『ガーナチョコレート』を使ったメニューを期間限定で提供するほか、サークルK サンクスではカップ麺『味噌ガーナ』を初めて発売する。
【写真】ハンバーグの上にチョコレートを乗せた斬新メニュー
ラーメン店「麺屋武蔵 武骨」(東京都台東区)は昨年に引き続き2度目のコラボを実施。18日から2月14日まで提供する『味噌ガーナ2010』(税込850円)は、味噌ラーメ ンに溶かした『ガーナミルク』をからませた豚の荒挽き肉を乗せ、その上にチョコレートをひとかけら添える。さらに冬をイメージした白いゆず風味の泡をトッ ピングし、味を引き締めている。
その味を全国で楽しめるようにと開発されたのが、サークルKサンクスで20日より数量限定で発売されるカップ麺『味噌ガーナ』(同298円)だ。商品開 発に携わった同社の担当者は「普通で考えるとあり得ない組み合わせ」としながらも、肝心の風味について「味噌スープとガーナチョコレートが見事に調和した 驚きの味わい」とコメント。チョコレートの風味を消費者が調節できるよう、商品には別添でチョコレートが付いている。
また、同社は今年、“チョコレートハンバーグ”にも挑戦。19日より東京都内に店舗を構える「俺のハンバーグ山本」の3店で、コラボメニュー『俺ガー ナ』(同1200円)を提供する。ハンバーグにかけるのは同店のオリジナルのデミグラスソースに『ガーナブラック』を10g使用したもので、チョコレート を隠し味としてではなく“メインの風味”に使っている点が特徴。また、牛肉はチョコレートソースと口の中でケンカしてしまうため、ハンバーグには豚肉と鶏 肉、鴨肉を用いている。同店店主は「ごはんに合うチョコレートソースを作ることが難しかった」と今回の斬新コラボを振り返る。
「ヨーロッパでは食事のメニューにチョコレートを使ったものも多いので、日本でも定着していけばと考えています」と語るのはロッテの商品開発部担当者。同社は今後も“チョコレートの食材としての一面”を引き出すため、外食・食品メーカーとの取り組みを考えていく。