毎日jp より(以下一部抜粋)

20回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が2月25日から北海道夕張市で開催される。オープニング招待作品は俳優の小栗旬さん (27)が初監督した「シュアリー・サムデイ」に決定。同作品の世界初上映となり、小栗監督と主演の小出恵介さん(25)らは現地を訪れ、舞台あいさつを する。クロージング招待作品はロバート・ダウニー・Jr.さん(44)やジュード・ロウさん(37)が出演する米映画「シャーロック・ホームズ」(ガイ・ リッチー監督)。会期は3月1日まで。


 今回のテーマは「行こうや。ゆうばり」。06年に市の財政破綻(はたん)で映画祭もいったん休止したが、08年に市民映画祭として復活。20回記 念の今回は映画の町「夕張」の原点回帰を目指し、夕張市を舞台にした77年製作の「幸福の黄色いハンカチ」(山田洋次監督)のデジタルリマスター版や同映 画を米ハリウッドでリメークした「イエロー・ハンカチーフ」(ウダヤン・プラサッド監督、6月26日公開)も上映される。オープニング、クロージング作品 のほか、邦画の「孤高のメス」や「武士道シックスティーン」「スイートリトルライズ」に、「17歳の肖像」(英国)、「第9地区」(米国)などの洋画が上 映される。


 「アディーレ会館ゆうばり」(旧夕張市民会館)や「ゆうばりホテルシューパロ」など市内数カ所で会期中に短編を含む69作品の上映やイベントを開 催。「オフシアターコンペティション部門」には9作品が出品され、香港のジョニー・トー監督や俳優の石橋凌さん、山下敦弘監督らが審査し、グランプリを選 出する