シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

株式会社ニワンゴが運営するWEBサイト上で再生される動画に対しリアルタイムでコメントを付けられる「ニコニコ動 画」で、「映画について」のアンケートを実施したところ映画館へ行かない理由は「値段」より「手間」と考える人の割合が多いことがわかった。

 この調査はニコ割アンケートを利用した「映画について」の調査を1月19日(火)19時30分に実施し、開始から約200秒間で78,576件の回答が寄せられた結果だ。


 TV、DVD、ビデオ、映画館など映画を観られる機会をすべて含み年に1~10回映画を観るという人は全体の56.3パーセントで5割以上を占め ており、その中でさらに、年に映画館へ行く回数については、「1~3回(55.4パーセント)」と全体の5割以上を占めた。次いで「4~6回(16.7 パーセント)」となり、まったく映画館へ行かない人は15.8%だった。


 日本の映画館は、入場料が1,800円と諸外国に比べても高額なため、「映画館には観に行かない」と答えた人の理由が入場料の問題かと思いきや理 由はそれだけではなく、「映画館まで行くのがめんどくさいから(55.5パーセント)」がもっとも多く、次いで「家でゆっくり見たいから(48.2パーセ ント)」「映画館料金が高いから(40.0パーセント)」「お金をかけて見たい映画がないから(34.6パーセント)」となった(複数回答あり)。


 また、年に映画館に1回以上行く人が映画館へ行くきっかけとなるのは、「テレビCMを見て(56.7パーセント)」がもっとも多く、次いで「映画館やDVDなどで予告編を見て(41.8パーセント)」と予告編が最終的に映画を観にいく人の背中を押すことがわかった。


 また、好きなジャンルの映画については、「アクション映画(65.3パーセント)」がもっとも多く、次いで「SF映画(51.5パーセント)」 「コメディ映画(40.5パーセント)」となったが、年齢が高くなるにしたがって、コメディ映画の割合が減っていることがわかった