>3日、人気グループNEWSや関ジャニ∞の一員として活躍している錦戸亮が映画『ちょんまげぷりん』に映画初出演にして初主演を果たし、劇中で癒やし系の侍姿を披露することがわかった。
なぜ癒やし系の侍なのかというと、錦戸ふんする180年前の江戸から来たという木島安兵衛は、誠実で思いやりがあり、家事を完ぺきにこなす、忙しい現代の女性にとってまさに理想の癒やし系男性だからだ。
そんな彼に癒やされるのは、ともさかりえふんする現代のシングルマザー・ひろ子。ひょんなことから安兵衛と出会い、一人息子の友也と一緒に生活を 共にするようになる。そして安兵衛は、友也のためにプリンを作ったことにより、お菓子作りの才能を開花させ、超人気パティシエになってしまうという物語。
錦戸は、「侍の所作やお菓子作りなど猛勉強中です。あたたかいお話なので、安兵衛という役を丁寧に演じていきたいです」と初主演映画に向けた真っ すぐな思いを明かした。また、共演のともさかは「3人(錦戸、子役の鈴木福、ともさか)のチグハグなかわいさを出せればいいなと思います」とファンタジー 要素の多い本作ならではの意気込みを語った。
監督は映画『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』の中村義洋。3年前から本作の企画を温めていたという中村監督は「気合が入っ ています。錦戸くんは精悍(せいかん)さの中にも甘さがあり。俳優としての底力を感じるので、それをうまくフィルムに収められればと思います」と癒やし系 侍役への太鼓判を押した。さらに「我々現代人が忘れてしまっている大切なことの数々を、江戸時代のお侍さんが気付かせてくれる人間ドラマです。出来上がり を楽しみにしてください」と作品をアピールした。
そのほかのキャストには、今野浩喜(キングオブコメディ)、怱那汐里らフレッシュな面々から、佐藤仁美、堀部圭亮、中村有志、井上順といったベテ ラン俳優まで個性豊かな共演者が、おかしくてちょっぴり切ない物語を盛り上げる。2月6日よりクランインし、3月上旬にクランクアップ予定だ。ちょんまげ 姿で優しくほほ笑む、錦戸の姿に癒やされてほしい。
なお、映画化にあたり、荒木源による原作「ふしぎの国の安兵衛」が、「ちょんまげぷりん」に改題し、2月5日より文庫発売が決定している。
映画『ちょんまげぷりん』は今夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国公開