毎日新聞 より(以下一部抜粋)
>人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の劇場版「涼宮ハルヒの消失」(石原立也総監督)が6日公開され、シネマサンシャイン池袋(東京都豊島区)で、声優の平野 綾さん、杉田智和さん、茅原実里さんら声優陣が舞台あいさつを行った。ヒロイン・ハルヒ役の平野さんは「私が10代だったころに第1シリーズが始まって、 もう4年もたったんだなあと、感慨深い気持ちになりました」といい、「シリーズの集大成だと思って演じました。4年間作り上げてきたものをすべて出し切っ たので、長編映画ですが、ぜひ何度も見てください」と笑顔で呼びかけていた。
【写真特集】「涼宮ハルヒの消失」の各場面
「涼宮ハルヒ」シリーズは、平凡な高校生のキョンが、超常現象が大好きな美少女・涼宮ハルヒに振り回され、周囲で不思議な出来事が相次ぐ……というSF コメディー。涼宮ハルヒが、「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」を目的に、平凡な高校生のキョン、無口な美少女の長門有希、上級生で 学校のアイドルの朝比奈みくる、転校生で穏やかな性格の古泉一樹の5人で「SOS団」を結成、不思議な出来事が次々と巻き起こる……というSFコメ ディー。原作は累計600万部を発行、06年にテレビアニメ放送され大ヒットし、09年には新作も放送された。
劇場版は、原作の同名第4巻が原作。突如、世界が変化し、ハルヒら仲間たちと離れ離れになったキョンが、元の世界を取り戻すために孤軍奮闘するというストーリーで、上映時間約163分という大長編になっている。
同劇場ではこの日、早朝から約500人が列を作り、立ち見もでる満席状態。キョン役の杉田さんは「僕の声、もう聞き飽きたでしょう?」とおどけて見せたが、最後は「本当に素敵な作品でした。ありがとうございました」と満足そうに話していた。