>7日、シネマート六本木で映画『月と嘘と殺人』の舞台あいさつ付き先行上映会が行われ、八神蓮、滝口幸広、真山明大、高橋優太、森陽太、池田竜治、佐藤永典ら、今後の活躍が期待される若手俳優陣7名が登壇した。
この日は、定員150名の特別先行上映が2回行われたが、今後の活躍が期待されるイケメン俳優7人が舞台あいさつに登壇するとあって、発売された 300席分のチケットに1,000名もの応募が殺到。チケットを入手できない人が相次いだ。このたび運良くチケットを入手できた来場者は、滝口ら本作の出 演俳優との上映前の握手会に参加し、皆が興奮した様子だった。舞台あいさつに登壇した八神は「本日は約1,000通の応募の中から、応募してくれてありが とうございます。このように皆さんに公開できる日がやってきて、とてもうれしいです。みなさんはラッキーガールですね」と話しかけると、客席からは歓声が わき起こっていた。
タイトルにちなんで最近ついた嘘について聞かれた滝口は、「人を傷つけるようなうそはあまりつかないんですけど、不動産屋から家に電話がかかって きたときに、職業や年齢を聞いてくるんで、面倒くさいなと思って。商社勤めで、車はフェラーリを持ってますってうそをついてしまいました。人は傷つけてい ないですが、フェラーリを持ってない俺の心は傷つきましたね」と話すと場内は大爆笑。さらに同じ質問を受けた八神が「おれはお芝居を通じて、小さなうそを ちりばめていると思います。リアルよりも、さらにリアルに見せなきゃいけないので」と答えると、バレンタインに20歳の誕生日を迎える年下の佐藤が「そ れ、すごくいい」とあこがれの眼差しを向けていた。
本作は、テレビドラマ「サラリーマン金太郎2」出演中の八神蓮と若手注目株の滝口幸広が警察官を体当たりで演じるサスペンスドラマ。八神と滝口に とっては映画『アニと僕の夫婦喧嘩』以来2度目の共演となる、時を同じくして起きたまったく別々の事件がリンクし、思わぬ事態が巻き起こる様子を絶妙の タッチで描く。殺伐とした世界で生きる人々の心の叫びが胸に迫る。
映画『月と嘘と殺人』は2月27日よりシネマート六本木ほかにて全国公開