Yahoo!ニュース より(以下一部抜粋)

襟なしスーツの4人組が颯爽とロンドンの街中を闊歩する……。毎回、オシャレな趣向で驚かせてくれる資生堂のCM ですが、この男性用化粧品「ウーノ」の最新シリーズには、妻夫木聡、瑛太、小栗旬、三浦春馬、と今をときめくイケメン俳優が勢揃い。世の女子をノックアウ トすること間違いなしな、このCMで使われているのが、「ディ・グ・ディン・ディン」。軽やかなスキャットに思わず胸躍る、小粋なインストゥルメンタル曲 です。

この曲を手がけたのは、フランスの作曲家、ミシェル・ルグラン。ジャズ・ピアニストとして活躍する一方で、映画音楽家としても知られる彼は、ジャン= リュック・ゴダール監督の『はなればなれに』から、スティーブ・マックイーン主演の『栄光のル・マン』、“007”シリーズの『ネバーセイ・ネバーアゲイ ン』まで、数多くの映画に楽曲を提供。なかでも、ジャック・ドゥミ監督とタッグを組んだミュージカル映画の傑作『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの 恋人たち』の2本は、ご存じの方もきっと多いことでしょう。

この「ディ・グ・ディン・ディン」もそうですが、いかにもフランスっぽい“エスプリ”の効いたサウンドが、ルグランの身上。つい口ずさんでしまいそうにな る親しみやすいメロディも、大きなポイントでしょう。まだまだ寒い日が続きますが、軽やかなルグランサウンドは、憂鬱な冬空をきっと吹き飛ばしてくれるハ ズです