『インビクタス』『涼宮ハルヒの消失』が初登場!『アバター』は100億円突破目前!!【映画週末興行成績】

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

世界中でメガヒットを記録しつつも、アメリカや韓国などでは1位の座 を明け渡してしまった映画『アバター』だったが、日本ではその勢いがいまだ止まらず7週連続でトップを独走中。動員600万人、興収95億円を突破という ことで、昨年度ナンバーワンヒットの映画『ROOKIES -卒業-』の最終興収85億5千万円を楽々と超えてしまった。このペースなら興収100億円突破も時間の問題だろう。

 『アバター』に隠れているため目立たないが、3週連続で2位をキープしている映画『オーシャンズ』の勢いもなかなかのものだ。今週明け時点の興収 は累計約24億円を突破。保護者同伴の子ども料金を500円にする期間限定キャンペーンは3月5日までということで、まだしばらくはこの勢いが続くだろ う。そして3位は山田洋次監督の映画『おとうと』が同順位をキープ。国民的映画『男はつらいよ』シリーズを彷彿(ほうふつ)とさせる作品世界が中高年層を 中心に高い支持を集めているようだ。初登場4位は映画『インビクタス/負けざる者たち』。第82回アカデミー賞にモーガン・フリーマンとマット・デイモン が、ダブルノミネートされた。さらに監督のクリント・イーストウッドの前作となる映画『グラン・トリノ』が第34回報知映画賞や第64回毎日映画コンクー ル、第52回ブルーリボン賞などの外国映画賞部門を軒並み受賞するなど、日本での評価も高く、それらの流れで本作の注目度もアップしていると思われる。


 5位は映画『ゴールデンスランバー』、6位は映画『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!』が共にワンランクずつダウンとなった。そして初登場7位は人気アニメを映画化した映画『涼宮ハルヒの消失』。約2時間43分という長尺 で、なおかつ全国24スクリーンという小規模な公開であるにもかかわらず、行列・満員を記録する劇場が相次ぐなど、ファンが殺到。見事トップテン入りを果 たした。映画『ラブリーボーン』は2ランクダウンの8位。9位は公開3週目の映画『サヨナライツカ』。興収10億超えも視野に入ったとして、「日本横断大 ヒット御礼 凱旋舞台挨拶」と銘打ち、6日と7日の2日間、東京、名古屋、大阪、福岡の4都市・8劇場にて主演の中山美穂、西島秀俊による舞台あいさつを実施したこと でも話題となった。10位は映画『パラノーマル・アクティビティ』が3ランクダウンとなった。ちなみにベストテン圏外は、11位が映画『Dr.パルナサス の鏡』、初登場12位は柴咲コウ主演の映画『食堂かたつむり』となっている。


 今週末は米倉涼子主演の人気テレビドラマを映画化した映画『交渉人 THE MOVIE』と、ロサンゼルス版映画『ラブ・アクチュアリー』として、ジュリア・ロバーツ、アン・ハサウェイなど豪華キャスト15人のアンサンブルが楽し める恋愛映画『バレンタインデー』などが公開予定となっている。