シネマトゥデイ
(以下一部抜粋)
> 4月9日に日本で公開される映画『シャッター アイランド』のプロモーションで、主演のレオナルド・ディカプリとマーティン・スコセッシ監督がそろって来日することが決定した。二人そろっての来日は3 年ぶりで3月10日~11日の間、記者会見など日本国内のプロモーション活動にいそしむ。
> 4月9日に日本で公開される映画『シャッター アイランド』のプロモーションで、主演のレオナルド・ディカプリとマーティン・スコセッシ監督がそろって来日することが決定した。二人そろっての来日は3 年ぶりで3月10日~11日の間、記者会見など日本国内のプロモーション活動にいそしむ。
『シャッターアイランド』は、映画『ミスティック・リバー』の原作者デニス・ルヘインの小説を映画化した作品で、スコセッシ監督にとっては、 2006年の『ディパーテッド』以来3年ぶりの長編映画。精神を病んだ犯罪者だけを収容する施設がたたずむシャッター島から、こつぜんと消えた女性患者の 捜索に訪れたディカプリオ演じる連邦保安官テディとその相棒チャックが島で数々の謎にぶつかり、やがてそれらは連鎖的に広がっていく。断片的な記憶、暗 号、患者の残す謎の言葉など物語は謎が謎を呼び先が見えない展開で、早川書房から出版されている原作本は、ラストが最後までわからいようにと最終章と解説 が袋とじになっているという徹底ぶりだ。(袋とじになっているのはハードカバー版のみ。文庫版は袋とじではありません)
映画もミステリー仕立てで展開し、ディカプリオの鬼気迫る演技とスコセッシ監督の演出が観るものの脳を刺激していく。第67回ゴールデン・グロー ブ賞の授賞式でも2ショットをみせたスコセッシ監督とディカプリオが4度目のタッグを組んで映像化した作品だけあって、そのクオリティも円熟味を増してい る。当初、日本公開は10月30日の予定だったが、本国アメリカの公開日変更を受け突如延期になったいわくつきの作品だが、待っただけのかいがあるファン も満足の仕上がりになっている。
映画『シャッター アイランド』は2010年4月9日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開